オーティコン補聴器が新スタイルの「オーティコン ジール」を発売、生活の質向上を目指す

デマントの旗艦ブランドで120年以上の歴史をもつオーティコン補聴器(東京都品川区、プレジデント:齋藤 徹、以下 オーティコン)は、補聴器の新しいスタイルカテゴリー「NXT(ネクスト)」において、目立たず機能を搭載したAll in Ear(オールインイヤー)のプレミアム補聴器「Oticon Zeal™(オーティコン ジール)」(以下、ジール)を、2026年3月24日(火)より、全国のオーティコン取扱い補聴器専門店、眼鏡店、百貨店で発売すると発表した。

目次

「オーティコン ジール」の主な特長とユーザーメリット

【特長】

ジールは、目立たないスマートデザインを採用し、オールインイヤーの特性を持つ。取り外しが容易であり、デザイン性にも配慮されている。また、高度なAIサウンド処理を備え、オーティコン独自の「ブレインヒアリング」のアプローチに基づいて音を処理する。新しいスタイル設計により、耳あな型でありながら、販売店で調整後に即日使用が可能で、約66.7%のユーザーが標準ドームで快適なフィット感を得ることが確認されている。バッテリーは終日使用できる設計で、高度なAI処理やデジタル機器との接続機能を持ち、次世代ワイヤレス通信Auracast™にも対応している。

【ユーザーメリット】

目立たない設計により、装用体験が向上し、音環境の変化に即応して不要なノイズを制御し、会話をより明瞭にする。新発想の耳あな型で、調整後すぐに使用可能であり、1日1回の充電で終日使用できる。小型ながらスマートフォン等デジタル機器と接続でき、複数デバイスへの同時ブロードキャストも可能で、公共の場での音声聴取をサポートすることが期待される。

[1] イヤピースに「ドーム」を使用する場合
[2] Rumley & Ducatte (2025). Clinical flow and fitting of Oticon Zeal. Oticon Optimal Fitting Paper

■ 開発背景にあった課題

オーティコン補聴器は、「ブレインヒアリング」の考え方に基づき、脳が自然に音を処理できるようにするため、高度なAI技術を用いた補聴器を開発している。しかし、欧米諸国では補聴器の装用率が約50%にとどまり、対処可能な難聴を抱える多くの人々が補聴器を使用していない現実がある。調査によると、難聴を抱える多くの人々が、感情的・行動的な理由から補聴器使用に踏み切れないことが示されている。

先進のカプセル化技術で、オールインイヤーを実現

オーティコンは、先進のカプセル化技術を採用し、オールインイヤー型のプレミアム補聴器を実現した。この技術は医療機器の製造方法として知られ、部品スペースの最適化と耐久性の向上を達成している。これにより、Bluetooth®通信による接続が可能な小型補聴器が誕生し、高性能を維持しつつ目立たないデザインが実現された。

国内での調査結果

国内における補聴器に対するイメージのギャップや難聴の実態を把握するため、20~79歳の健聴者・難聴者あわせて800名を対象にインターネット調査が実施された。調査結果によると、補聴器は「目立つ」という先入観が69.5%に上る一方、最新モデルの補聴器は84.0%が「目立たない」と回答しており、先入観と実態の間にギャップがあることが明らかになった。

補聴器選びで「目立たなさ」を重視する人は約5割に上り、見た目への抵抗感が装用をためらう要因となっていることが示唆されている。

ジールが備える機能をすべて搭載した補聴器に対し、約8割が「魅力的」と回答しており、特に「目立たない」「AI搭載の自動調整」「充電式」「スマホ連携」などの条件が評価されている。

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年2月27日(金)~2026年3月2日(月) 
調査対象:20~79歳の男女800名(健聴者600名および難聴者200名) 
地域:全国 
有効回答:800名
※一部の質問は、補聴器非装用者の708名に実施しています。
※各選択肢の数値は小数点第二位を四捨五入して表示しているため、合算値と合計が一致しない場合があります。

オーティコン補聴器 プレジデント、齋藤 徹のコメント

日本における超高齢化の進展に伴い、難聴は多くの人々が直面する健康課題となっている。補聴器の必要性が理解されつつあるが、装用率は依然として低く、社会的イメージが影響しているとされる。オーティコンは「Life-changing technology」の理念のもと、補聴器を単なる道具ではなく、社会参加を促進するための手段と位置付けている。今回発表したジールは、こうした社会課題に向き合った製品であり、補聴器に対する新しい選択肢を提供することを目指している。

製品シリーズ:<ジール>

製品名:Oticon Zeal1(オーティコン ジール)
価格:オープン価格 (補聴器本体は非課税)
スタイル / 適合範囲:耳あな型︓ nxt CIC R 軽▶高75まで
カラー:マット・ブラック
認証日:2025年11月26日(水)
医療機器認証番号:シリウス 耳あな型 307AIBZX00004000
発売日:2026年3月24日(火)受注開始

「Oticon Zeal(オーティコン ジール)製品ページ
https://www.oticon.co.jp/products/hearing-aids/family/zeal

オーティコン補聴器について

オーティコン(Oticon)は、1904年にデンマークで創設された補聴器業界のパイオニアであり、「Life-changing technology」を企業理念として掲げている。難聴による制限のない世界の実現を目指し、製品開発と聴覚ケアの普及に取り組んでいる。オーティコンは、聞こえと脳に関する基礎研究所を持ち、様々な分野の研究者とテストユーザーによって先進的な補聴器テクノロジーを開発している。オーティコン製品の特長は、「BrainHearing™」というアプローチに基づいており、世界100ヵ国以上で使用されている。

デマントグループについて

デマントは、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商として始まり、現在は聴覚ケア、補聴器、診断機器などの分野で革新的な技術を提供している。デンマークに本社を置き、世界中で26,000人以上の従業員と共に130カ国でビジネスを展開している。デマントA/SはNASDAQコペンハーゲン証券取引所に上場している。

▼オーティコン補聴器ホームページ
https://www.oticon.co.jp/

編集部がこの取り組みに注目した理由

今回の「Oticon Zeal™(オーティコン ジール)」の発表は、単なる新製品の登場にとどまらず、補聴器を使わない理由に対する具体的なアプローチが示されている点が注目される。補聴器は、難聴に対する有効な手段であるが、「目立つ」「操作が難しそう」といったイメージが装用のハードルとなっている。調査でも、先入観と最新モデルの実態との間にギャップがあることが示されている。ジールは、オールインイヤー設計によって高機能をコンパクトに収め、見た目と機能性の両立を図っている。AIによる音処理や即日使用可能な設計など、現実的な選択肢が提示されていることも印象的である。

読者にとっての3つのポイント

「目立つ」というイメージの見直し

補聴器に対する先入観と実際の製品との間にギャップがあることが明らかになり、見た目のハードルが下がることで装用への心理的な抵抗が軽減される可能性がある。

初めてでも使いやすい設計

即日使用可能な仕様やAIによる音の自動調整など、使い始めの負担を軽減する工夫が特徴であり、検討段階で止まっていた人にとっても現実的な選択肢となる可能性がある。

補聴器をより身近に感じるきっかけ

小型化やデザイン性、利便性の向上により、従来のイメージを見直す動きが進んでおり、医療機器としての役割を前提としつつも、より前向きに取り入れるきっかけとなる点がポイントである。

【本件に関するお問い合わせ先】
オーティコン補聴器(PR:村田)(プロダクトマーケティング:武田、箕輪)
TEL:03-5005-1133
FAX:03-5005-1134
E-mail:info@oticon.co.jp

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