こんにちは、金沢シーサイドFM編集部です。
ラジオ番組のスポンサーになることは、インターネットではリーチできない層に効果的にアプローチできる広告手法のひとつです。テレビやインターネット広告に比べ、コストを抑えつつも信頼性の高いブランディングが可能な点が大きな魅力です。さらに、番組とのタイアップによる認知度向上や企業イメージの強化など、多くのメリットがあります。
本記事では、ラジオスポンサーになるための具体的な流れをはじめ、スポンサー企業が得られるメリット、そして気になる料金体系や費用の仕組みをわかりやすく解説します。
- ラジオスポンサーの基本と種類
- スポンサーになるメリットと効果
- 料金体系と番組選びの実務
初めてスポンサーを検討している方でも理解しやすい内容となっているので、自社のマーケティング戦略にラジオスポンサーを取り入れる際の参考にしてください。
この記事を読めば、「スポンサーになるための具体的な方法・費用感・効果」が一通り理解でき、ラジオスポンサーを実際に導入する際の判断材料として活用できるでしょう。
ラジオ番組のスポンサーとは

ラジオのスポンサーとは、番組やコーナーに対して対価を支払い、提供クレジット(「この番組は◯◯の提供でお送りします」など)やCM枠、関連露出の権利を得る広告主のことです。スポンサーは番組の制作・放送を支える代わりに、聴取者の接触タイミングで継続的な認知獲得と信頼性の向上を図れます。
主な形態は以下のとおりです。
- 番組提供
- コーナー提供
- スポット連動
- ネーミングライツ
番組提供では、番組のオープニング/エンディングやジングルで社名を読み上げ、指定本数のCMを放送。コーナー提供では、天気・交通情報・ニュース・音楽企画など特定コーナーに協賛できます。
その他にも時間帯横断のスポットCMが流せる「スポット連動」、番組・コーナー名に企業名や商品名を冠する「ネーミングライツ」という2つのスポンサー形態があります。
ラジオ番組のスポンサーになるメリット3選

ラジオ番組のスポンサーになることは、単なる広告出稿にとどまらず、企業ブランドを高める有効な手段です。地域に密着したリスナーとの信頼関係を築きやすく、費用対効果の高いマーケティング施策として注目されています。
ここでは、ラジオスポンサーとして得られる代表的な3つのメリットを紹介します。
①権威性・信頼性が格段に上がる
番組の「提供:◯◯」として社名が繰り返し露出されることで、第三者の承認(ソーシャルプルーフ)が機能します。信頼の高いパーソナリティやゲストとの共演は権威の移転を生み、ブランドのE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を強化。番組サイト・局サイト・出演者SNSでの掲載や言及も増え、企業ページへの回遊と自然検索でのクリック率向上につながります。
②テレビに比べて費用が圧倒的に安い
ラジオスポンサーは、テレビスポンサーに比べて圧倒的にコストを抑えられる点が魅力です。制作費や放送枠の料金が低いため、限られた広告予算でも効果的にスポンサー枠を確保できます。そのため、中小企業やスタートアップでも挑戦しやすく、費用対効果を重視した広報活動に適しています。
③イメージアップに繋がる
ラジオ番組のスポンサーになることで、単なる広告主ではなく「番組を支えるパートナー」として認知されます。この協賛姿勢はCSR(社会的責任)の一環としても評価され、企業の社会的イメージを高める効果があります。リスナーから「地域や文化を支えている企業」という印象を持たれることで、長期的なブランド価値の向上にもつながります。
金沢シーサイドFMでの取り組み

金沢シーサイドFMでは、単なるラジオ放送にとどまらず、ラジオとマーケティングを一体化させた独自のサービスを展開しています。ラジオの持つ信頼性や地域密着性をベースに、動画・記事・プレスリリースといった多様なコンテンツへと展開し、企業のブランディングや広報活動をトータルで支援しています。
Radio Vision
「ラジオビジョン」は、FMラジオと動画を掛け合わせたコンテンツ制作サービスです。自社でラジオ局「金沢シーサイドFM」を運営し、年間4,000本以上の番組制作を手がけてきた実績を持つプロフェッショナル集団が、企画から制作、編集、配信までをワンストップで提供。
ラジオの信頼感と動画の拡散力を組み合わせることで、低コスト・低リソース・高クオリティの情報発信を実現し、企業の想いや魅力を効果的に届けます。
Radio Press
「ラジオプレス」では、プロのラジオパーソナリティが出演者の想いを丁寧に引き出し、たった1回の番組制作で、ラジオ・動画・記事・プレスリリースといった必要な広報素材がすべて揃います。
さらに、制作したコンテンツはSEO対策やLLMO対策にも活用でき、オンライン上での広報活動を強力にサポート。企業の情報発信を効率化しながら、ブランド価値を高める最適なサービスとなっています。
ラジオスポンサー(広告)料金表

ラジオスポンサー費用は、局・エリア/時間帯(朝夕の通勤帯は高騰)/秒数(15/20/30秒)/放送本数・期間/提供形態(番組提供・コーナー提供・スポット)で大きく変動します。以下は一般的な目安レンジです(税別・レートや交渉で上下します)。
金沢シーサイドFMの場合
1本25万円で動画・SEO・企画全て
ラジオ番組だけなら1本5万円~
金沢シーサイドFMではホリプロとのタイアップ番組から、企業のラジオ番組からYouTubeの運用まで一気通貫で行うことが可能です。
制作事例
> ホリプロとのコラボ番組ユメティタイム
一般的な料金の相場(早見表)
| 出稿メニュー | ローカル局の目安 | 広域・準キー局の目安 | 全国ネットの目安 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 番組提供(タイムCM) | 30~150万円/月 | 150~600万円/月 | 600万円~/月 | 提供クレジット+指定本数のCM |
| コーナー提供(天気・交通情報等) | 10~60万円/月 | 80~300万円/月 | 300万円~/月 | 情報枠は想起が高い |
| スポットCM(15秒・1本) | 0.5~5万円/本 | 3~20万円/本 | 10万円~/本 | 本数・期間で割引あり |
| CM制作費(1本) | 10~80万円 | 10~120万円 | 20~150万円 | 企画/台本/収録/出演で変動 |
| ネーミングライツ | 100万円~/月 | 300万円~/月 | 応相談 | 番組名に企業名を冠する |
※上記は目安。実勢は局のレートカード・枠の在庫・季節要因(改編期)・契約期間で変わります。
スポンサーになる際のラジオ局・番組の選び方

ラジオスポンサーは、放送局や番組の選び方によって成果が大きく変わります。自社の商品やサービスと相性の良い番組を選定することで、効率的にターゲットへリーチでき、費用対効果を最大化できます。
ここでは、スポンサーになる際のラジオ局・番組の選び方について、具体的なポイントを解説します。
選定基準(チェックリスト)
ラジオ局や番組を選ぶ際の基準はいくつかあります。
- ターゲット層との親和性
- 放送時間帯
- エリア選定
ラジオ局や番組を選ぶ際の基準は、まずターゲット層との親和性です。自社の商品やサービスを利用するであろうリスナーが多い番組かどうかを確認しましょう。
さらに、放送時間帯も重要です。通勤時間帯やお昼の情報番組など、リスナーの生活スタイルに合った枠を選ぶことで、効率的にメッセージを届けられます。
また、地域性も考慮すべきポイントです。地域密着型の企業であれば、地元ラジオ局の番組にスポンサーとして参画する方が、リスナーからの信頼を得やすくなります。
比較項目
番組選びでは、複数の候補を比較することが大切です。比較すべき項目としては以下のとおりです。
- 番組の聴取率
- リスナー属性
- スポンサー枠の費用
- 放送時間帯
また、番組のジャンル(ニュース、音楽、トーク番組など)によっても訴求力が異なるため、自社ブランドと相性の良いジャンルを選ぶことが重要です。さらに、SNSやポッドキャストなど他の媒体で二次利用されている番組であれば、ラジオ以外のチャネルにも波及効果を期待できます。
よくある失敗
ラジオスポンサー選びで多い失敗は、費用だけで判断してしまうことです。安い枠を選んでも、ターゲット層に届かなければ効果は薄くなります。
また、有名な番組だからといって必ずしも成果が出るわけではありません。リスナー層が自社の顧客像と合致しているかを冷静に見極めることが大切です。
さらに、短期間の出稿だけで成果を期待するのも失敗の原因です。ラジオスポンサーは継続的な露出によって効果が高まるため、中長期的な視点で番組を選定・運用することが成功への鍵となります。
ラジオCMの出稿をご検討の方へ
私たちは「声の力」で、御社のブランドをより多くの人へ届けるお手伝いをしています。
ラジオ広告は、地域密着・信頼感・想起率の高さという特性を持ち、デジタル広告では届きにくい層にも深く届くメディアです。
出稿にあたっては、目的に応じたプランニングから、原稿・ナレーション制作、放送枠の選定、効果測定までをワンストップでサポート。
初めての方でも安心してご利用いただけるよう、専任ディレクターが丁寧に伴走します。
「地元でのブランド認知を高めたい」「新商品を効果的に告知したい」など、目的やご予算に合わせた最適な提案を行います。
私たちと一緒に、“声のメディア”で新しいファンとの出会いをつくりましょう。




コメント